PERとPBR


株式投資でよく聞かれる言葉でPERとPBRという言葉があります。
PERとPBRってなんなんでしょう?

PERrice arnings atio)

PERは、株価収益率のことで、株価が1株あたりの利益の何倍にあたるか、を示していて、
その企業の利益水準に対して、株価が割安か割高かを判断する指標です。



1株あたりの利益は、来期の予想数字を用いるため、今の株価が予想利益に対して割安か割高かが判断できます。
割安なら「買い」の材料となりますが、あまりにも割高だと、その企業に対する期待が利益水準より大きいということになり
今後の株価が下がってくる可能性もあります。
ただし、割安・割高は何倍以上が・・・という明確な基準がないため、通常、同じ業種の企業を比較するのに用いられます。
あくまで一般的にですが、20倍以下は「割安」と言われています。



PBRrice ook−Value atio)

PBRは、株価純資産倍率のことで、株価が1株あたりの株主資本の何倍にあたるか、を示しています。




株主資本は、返済の必要ない企業自身のお金で、会社が解散したときに株主に返せるお金でもあります。
PBRが1になるということは、解散価値と株価が同じになるということであり、
PBRが1に近づくほど、それ以上は株価はさがらないだろう、と判断することができます。


PERとPBRはスイングトレード、中長期のトレードで有効な指標となります。


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