株投資関連の話題には、必ずと言っていいほどチャートに関する話が出てきます。 私もほとんどチャートに関しては無知だったので、自分の勉強も含めて ここでは初心者のチャートの読み方を簡単に説明します。 まず、なぜ人は株価チャートが読めるようになりたい、と思うのでしょうか? やはり「儲ける」ためですよね。「儲ける」ためには、「株を安く買って、高く売る」が必要です! 「株を安く買って、高く売る」タイミングの一つの知識として、チャートの読み方を覚えておきましょう! チャートの基本は、以下の3つです。 (1) ローソク足 (2) 移動平均線 (3) 出来高 まずは、それぞれについて、簡単に説明しましょう。 (1) ローソク足 ローソク足チャートは、日本でもっとも多く使われているチャートです。 1つの点で4つ値(始値・終値・高値・安値)を表していて ローソクのような形をしていることから、ローソク足チャートと呼ばれています。 1本のローソク足からその日(または一定期間)の値動きを、複数のローソク足の連なりから 相場の勢いや方向を読み取ることができます。 一般的に、陽線の場合は買い手優勢で「株価上昇」、陰線の場合は売り手優勢で「株価下落」と見ることができます。 ただし、以下のような場合もあり、一概に陽線、陰線では、株価上昇・下落は判断できないので注意してください。 (2) 平均移動線 平均移動線は、ある一定期間の株価の平均をグラフにしたものです。 平均化することで、目先の株価に惑わされない動きが見られるため、ローソク足よりも 大まかな相場の流れを把握することできます。 日足のチャートでは、5日、25日、75日などが多く使われ、 週足のチャートでは、13週、26週、52週などが多く使われます。 たとえば、5日移動平均線は、その日の終値に過去4日間の終値を全て足し、 その合計値を5で割ると、5日移動平均の株価を求めることができます。 上記のチャートでは、株価は1日で見ると大きく上下していますが、 5日移動平均線では、ゆっくり上昇傾向にあることがわかると思います。 (3) 出来高 出来高は、売買が成立した株数を棒グラフにしたものです。 これは、相場のエネルギーを読むためのもので、出来高が多いほど、 その銘柄での売買が活発であることを示しています。